囲い花―circuitous followers―

ジャンル：双六風アドベンチャー 　　形態：フリーウェア 　　公開：ver.1.00　2011/2/11 　　動作確認環境： 　　・Microsoft Windows XP/解像度1024×768（32bit,96dpi） 　　　（ゲームの画面サイズは640×480です） 　　・MIDI出力用デバイスとしてDirectMusic使用 　　画面はすべて開発中のものです 　※使用フォントについて

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◆物語

　人口も産業も乏しい弱小国オル・タソリアは、これまで、隣国フォ・ミソリアに政略結婚でもって護られてきた。
　しかし、そのフォ・ミソリアは、国王が替わって以降、これまでの平和路線を撤回し、次々と他国へ侵攻、領土を拡大している。
　これに危機感を抱いたオル・タソリアの人々は、古くからある言い伝えを思い出していた。
　“国が存亡の危機に立たされた時、魔術師に導かれしものが国を救う”
　民衆の声に押される形で、宰相は、未熟な、しかしこの国唯一の魔術師に救世主の召喚を依頼した。
　しかし、魔術師の召喚で現れたのは、救世主とは到底思えぬ一人の少女であった。

◆主な登場人物

	ヴィオラ（主人公。名前変更可） 　フォ・ミソリアの落ちこぼれ役人。 　「隣国オル・タソリアで救世主をやって来い」と指令を受けて、意気揚々、隣国の伝説通りに魔術師の前に現れたが、見た目が少女であることも手伝って相手にされていない。		エントルード 　オル・タソリアの未熟な魔術師。 　師の後を引き継いで間に合わせに宮廷魔術師の職に就かされた。 　依頼を受けて急遽、準備不足のまま召喚を行い、現れたヴィオラに、本物が召喚できるまで救世主として振る舞ってくれるよう頼む。
	オルテンド 　オル・タソリアの皮肉屋役人。 　エントルードの幼なじみ。国王とも親しく、その縁でエントルードに依頼を伝え、救世主召喚にも居合わせた。 　ヴィオラの世話係を押し付けられて苛立ち気味。		イルネート 　オル・タソリアの名ばかり国王。 　王の血を引く唯一のものであるという理由から、王位を継いだ。 　若年であることや身体が丈夫でないことなどから、臣下に軽んじられており、政治に関してはほぼ宰相頼み。

◆その他の登場人物

ルトワ
イルネートの母親。
自分の部屋に閉じ籠もって出てこないという噂の人。

セラ
フォ・ミソリアの高官。
成績が悪く配属先の決まらないヴィオラを、友人の妹であるという縁でしぶしぶ引き受けた（というより押しかけヴィオラに根負けした）。

ゾルーバ
オル・タソリアの宰相。
「何を考えているのだか、話が通じない感じの人（ヴィオラ談）」

クォート（お兄ちゃん）
ヴィオラの兄。
ヴィオラに「ろくに帰ってこないちゃらんぽらんな遊び人」などと評される。
「あれはただの悪趣味な女好き（セラ談）」。

◆システム

	【主人公の目的】は、 　　オル・タソリアの人間に「自分（主人公）が救世主である」と信じさせることです。 　そのために、彼女は 　　１．各地に現れた魔物を退治し、 　　２．魔術師が召喚しようとする別の救世主の出現を止めよう 　と考えます。 　それぞれ、 　　１．戦闘マスに止まり、そこで起こる戦闘に勝利すること 　　２．破陣具を作成し、城へ戻って仕掛けること 　で、それが達成できます。 【ゲームの流れ】 　１日１回、ルーレットを回して出た目の数だけマスを進みます。 　止まったマスによって、戦闘が起こったり、アイテムを入手したりします。
材料とＭＰが一定以上ある時は、破陣具作成にかかることもできます。 　作成を行った日は、マスを動きません。 　城（開始地点）に戻ってくると、アガる（城に戻る）か選択できます。 　それ以外でも、イベントによる強制終了（エンディング）があります。 　見せかけは双六ですが、実は大部分が運頼みな選択式読み物です。 　設定はともかく、ノリは軽めなので、気楽にのんびりどうぞ。 　（とはいえ、ルートによってはダークもあります。ご了承ください）
	条件によって、イベントが起こることもあります。 　イベントの積み重ねで、目的が変わることもあるかもしれません。

◆ダウンロード

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　■下記サイト様にて公開、配布されている素材等を使用させていただいています。

＋ヒント（ネタバレあります）＋